『自分らしく生きるとは』

【自分らしく生きることを阻むもの】

 

前述した、「わくわくした気持ちで好きなことをして生きようとする」ものの、それに気づいて分かっていても、

 

「頭ではわかっているんだけど、行動を変えようとしようと思っているんだけど、いつも何かどうもうまくいかないんだよな。結局はいつもこのパターンを繰り返しちゃうんだよな」ということを、阻むものは一体なんなのでしょうか。

 

 

私の場合、前述のように「自分らしさ」を探求し始め、今まで様々セミナーやワークショップに参加し、至高の体験と呼ばれるものも体感しました。それらのおかげで、とても人生が生きやすくなったのは事実です。

 

しかし、セミナーやワークショップを受けて素晴らしい体験をしても、セミナーやワークショップに参加したことのあるみなさんの中には、私と同じような「参加する前よりはよくなっているものの、参加した気持ちが次第に薄れてきてしまった」といった経験をしたことがあるのではないでしょうか。

 

現実の社会に戻ってその中で生きていくと、日々小さなことから大きなことまで様々な悩みや問題に出くわしていきます。すると、気がつくと日々様々なネガティブな影響を受けているせいか、また気持ちが落胆してしまったりしているのです。

 

私は、「落胆することは日々生きていたらあって当然だと思うし、そこからまた成長のための気づきや学びがあるのだから」と思って、落胆している気持ちを処理してきました。

 

でも、簡単に処理できるものもたくさんあるのも事実なのですが、これがなかなかうまくできなかったり、先ほどにもあったように行動を変えようとするのですが、なぜか思うようにうまくいかないことがあるのです。

 

私は何度も何度も、「なんでうまくできないの?」と、初めのうちは「よりよくなるためにプロセスを踏んでいっているんだ」と思えていましたが、長くそんな気持ちを繰り返し味わっていくと、「いつまでつづくんだろう…」という気持ちになっていったのです。

 

そして、私は「自分らしく生きることを強く阻むものはいったい何なんだろう」と、疑問が湧いてきてその解決策をずっと探求し続けていたのです。

 

 

私がまず行き着いたのは、やはり私たちは、『今まで生きてきたなかで、信じこんでいることや信じるように教え込まれた「観念」に強く影響されて生きている』ことに起因しているということを、もう一度理解することから始めないといけないと思ったのです。

 

この「観念」というしくみを理解することが、「自分らしく生きることを阻む」ことへの解決策の基本となってきます。

 

次回は、「自分らしく生きることを阻む」、「観念のメカニズム」についてお話したいと思います。

 

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