「心で気づくメカニズム (5月28日アップの続編)

 

その1の続きで、少し解説してみたいと思います。

 

1、『相手に対して何の疑念をもたない人は・・・』

とても素直で心がとてもオープンな人だと言えます。 そして何よりも人が好きで、 人と人との関わりに対してとてもいい経験をしているのかもしれません。 だから時に騙され裏切られることがあっても、 それを越えて人とつながることができるのかもしれません。

 

2、『人を受け入れるふりをする人・・・』

この人は、とてもいい子ちゃんをすることが身についている人かもしれません。 その深層には、とても孤独が嫌いだったり、 人に嫌われてしまうことを怖れていたりして、 その場の雰囲気などに迎合して自分の存在場所を確認するのかもしれません。

 

また本当に人を騙す目的でそんなふりをする人がいますが、 その人は、自分のことが根本的に信じられない人だと思います。

 

そしてその人の深層には、 人生の中で騙され裏切られてきた心の痛みが隠れていて そのことに恨みがあることが多いようです。 時にそれがあまりの辛さと痛みに耐えかねて、 無意識レベルで自分が受けてきた痛みを味あわせるために 復讐するかのように行動する場合もあるようです。 巻き込まれないためにも注意が必要です。

 

3、『人をどこかで信用しきれない人・・・』

この人は、昔に人から騙されたり裏切られたりした 経験を持っていたりするのですが、 ここのケースは多く自分の間違った思いこみで 自分の中に「ルール化」する場合が多いようです。

 

これは、生きていれば誰もが持っている一面かもしれません。 特にこのケースでは、 多く深層の部分で「自分が悪かったんだ」と思いこんで 自己を責めている場合が多かったりします。 2、のケースとは全く性質が違っています。

 

4、『無意識に反応して人に傷つけられるかもと思う人は・・・』

多くこの場合は単純ですが、 過去に人に傷つけられたことがあるのかもしれません。 極論を言えば、 誰もがそのような経験を 一度や二度ある場合が多いようです。 ここでは、もう一歩先を見てみますと、 何か権力という力で本来の自分を 小さくしていたことが考えられます。

 

また、社会の風潮といった慣習がそうさせることもあります。 「女の子(男の子)なんだから女の子(男らしく)らしく振舞いなさい」 とかがそれにあたります。 自分との力関係がそこに強く存在すると、 そんな振る舞いをすると力で傷つけられると、 自分を萎縮してしまう場合があります。

ですから、人見知りなんかは、 相手の人が安全で危害を加えない人だと 心で理解できれば問題はなくなることがほとんどだと思います。

 

次回は、その3につづく

 

 

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