第一の法則『自分の中にある可能性にきづく方法』

 「自分の中にある可能性に気づこう ~その4~ 」

 

しばらくして彼から就職先が決まった報告を受けたとき、 初めに会ったときの彼の印象とは 全く別人のように自信に満ちあふれた、 どこか余裕を感じさせるような堂々とした男になっていました。

 

彼はその後のアルバイトの話もしてくれました。

「今、後輩にも自分の経験を教え、 今までなら、自分が人に教えるなんて考えもしなかったんですが、 今はお客様においしいものを喜んでもらえるものを 提供したいと心から思うんです。だから後輩にもあのノウハウを教えているんですよ」 と、熱く語ってくれました。

 

嬉しいことに、彼は私との会話の中で、 何かきっかけをつかんだようでした。

 

私たちは、ちょっと自分のやっていることに心を向き合いながら、 少し自分の意識を変えてものごとを違った目でみるだけで、 案外簡単にもきっかけをつかむことがあります。

 

それは、全く新しいことではなく、 過去の経験や体験の中から 自分の長所や良さが見つかるのです。

 

少し自分が今までやってきたことを振り返り、 日々の中でいろいろな角度からものごとを見ると、 そこにたくさんの気づきや学びの発見が以外にもあったりするのです。

 

少し意識して時間を作って、 そのことを思い出してもらえたらと思います。

 

なぜなら、そのような些細なことの繰り返しが、 自分の長所や価値という可能性を 発見することにつながっていくからです。

そして、自分の長所や価値を知っていくと、 何かとても楽しく嬉しくなっていくものです。

 

 

そうすると、未知なる可能性にチャレンジしてやろうと、 やる気が出てくるのです。このやる気こそが、 よりゆるがない自分らしさという基礎を築きあげることになるのです。

 

次回は、第一の法則の最後の章、

「自分の価値を知る方法 ~その1~」をご紹介します。

 

 

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