第二の法則 『ほんとうの自分を知る法則』

「どんな私でも愛される~その2~」

 

先日の「どんな私でも愛される ~その1~」でお話した、

『心のセラピー物語Ⅲ』…「どんな私でも愛される」の体験後、

私にとって大きな気づきが起こりました。

 

それは、彼女はどれだけ 自分のことをちっぽけに扱い、

いつも自分の痛みにほんろうされて 自分の人生を生きてきたかということです。

本当に、想像を絶することだったと思います。

 

そして、私は気づいたのです。

それは彼女のあの一生逃れることができないような大きな心の痛みの体験が、

同じように痛みを持っている人への大きな癒しになるということです。

 

つまり、私たちは誰もが、 何かしらの痛みや傷を心に持って生きています。

 

時に人は、その痛みや傷が 自分をちっぽけにしたり、自分に価値がないと思い込ませたり、 自分自身の存在を否定して生きてしまうことがあります。

 

でも気づいてほしいのです。

 

私たち自身が、今まで生きてきて得た心の痛みや傷は、 同じような境遇にあった人にとって、 彼女が同じような痛みを持った人にサポートできるメッセージを受けたように、 相手にとっても大きな癒しになるのです。

 

私たちの心の痛みや傷は、 私たちが意識を変えることによって、 自分と同じ境遇の人に勇気や希望を与えたり、

時には命をも救い、 再び生きようと思わせたりすることができる、 自分の体験と言う、癒しの贈り物になるのです。

 

私がこのことに気づいたとき、 それまで私自身、自分のことをちっぽけに扱って生きてきました。

 

それだけにこの気づきは、

「自分にも価値があるんだ!俺の短所や心の痛みや傷が、人に生きる勇気を与えたりすることができるんだ!自分の中にいっぱいある!」と、熱いものが込み上げてきました。

 

そしてふと考えたとき、

「そうすると自分だけでなく、どんな人にもある!価値がない人なんか誰もいないんだ!!」と、心の底から叫びたい衝動に駆られたのです。

 

これは、本当に私たちにとって、人生を生きてい中でとても大切な価値観になってきます。

 

 

なぜなら、私たちは、「今のままで十分生きている価値がある」のですから!!

 

次回「どんな私でも愛される ~その3~」へとつづきます。

 

 

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