第三の法則 『自分のやりたいことを見つける法則』

「ゆるしのパワー ~その5~」

 

彼女にさらに突っ込んだ質問をすると、 彼女は降参したかのように、

「がんばってやって見ます」と、 言ってくれたので、私は次のように伝えました。

 

「今まで社員さんが、 『わからないことあったらいつでも聞いて』、

と言っていたのにいつも聞かずに 社員さんに注意されていたよね。

明日からは、 わからないことがあったら社員さんに必ず聞くこと。

 

聞き方がわからないんだったら、 『今いいですか』とか

『後で時間があるときに このことについて教えてほしいのでお願いします』と、

言って見ることをチャレンジしてください。

 

たぶんあなたは 自分のことをちっぽけに扱っていたから、

自分が聞いて社員さんに 『こんなこともわからないの』とか

嫌な顔されることが怖かったんだよね。

 

それこそ『私頭悪いんですいません~』 って笑顔で答えたらいいのにね(笑)

 

誰でも一生懸命仕事覚えようとして聞いてきたら、 誠意を持って答えてくれるもんだと思うよ。

話を聞いている限り そこの会社の社員さんたちは、あなたに好意的だよ。

 

あなたが『もし聞いたら・・・』と

自分のことをちっぽけに扱っていたということに気づいて、

初めは勇気がいることかもしれないけれど、

現実は自分が思っていたことよりも、 案外簡単に行くもんだよ。

もっと自分を信じてあげて!

 

今まで自分のことを ちっぽけに扱っていたんだから、

これからはもっと自分のことを大切にしてあげなくちゃ。

あなたの笑顔を待っている人がいることを思い出して、

チャレンジして見て。 チャレンジしてみるだけの価値があるよ。

 

そうそう、期日にできなかったことは、 できない、わからないと思いながらも

誰にも聞いて相談しなかった結果だということが 理解できたんじゃないかな。

 

でも、これは会社に迷惑が掛かる以上に、

お客様に対して信頼を裏切ることになるから

これからは絶対にしてはいけないということを 肝に銘じておいてくださいね。

 

あなたは、 お客さまに食べさせてもらっていることを 忘れないようにね」と言って、

電話切ったのでした。

 

 

彼女は、一週間ぐらいは、 試行錯誤の日々が続きましたが、

仕事に結果がともなうようになっていきました。

 

彼女はこの危機を乗り越えることで、

今では他の社員さんからも信頼され、

心に余裕を持って一生懸命仕事をがんばっているようです。

 

 

私たちは、自分を理解することで、 また新たな力が湧いてきます。

チャレンジする気持ちがでてきます。

 

そこには、自分自身をちっぽけに扱って、

無意識のうちに自分を罰してる自分がいます。

そんな自分をゆるせるのは、自分自身だけです!

 

人は、誰しもミスや失敗をするものです。

でも、そこに自分が成長できる学びがあることに気づき、

人生を自分の思うように引き寄せてほしいと思います。

 

なぜなら、結果的にその生き方をすることが、

一番楽で幸せに人生を謳歌できる方法なのですから。

 

次回は、ネガティブなマインドの罠を解き放つ方法をお話したいと思います。

 

 

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