DSC_2470

 

◆心の底から自分らしく生きるメソッド◆

「光曉和尚の愛と心のセラピー物語」

~私、自分らしく人生を生きます~

 

※はじめてこられた方は、

この物語の『登場人物』・『あらすじ』を 先にお読みいただければ幸いです。

 

 

§ 理想のパートナーの理由付け

 

前回、和尚は、自分を変える動機の目的が違うと、当然その結果も違ってくるという話をし、どう考えればいいのかを瑞枝の話しを出して話した。そして、理想のパートナーについても、どう考えればいいのかを話そうとしたのだった。

 

「一例ですが、『理想のパートナーと結婚すれば、幸せになれる』という条件付けの文章ではなく、理由付けに変えておきましょう。

 

『理想のパートナーと幸せになりたいから、あんなことこんなこと幸せな家庭を築くために、結婚する』です。

 

ここで大切なのは、理想のパートナーと、

1)どうなりたいのか

2)そのためにどんなことがしたいのか

3)その延長に結婚がある

このように考えると、結婚がゴールではなく、結婚後も二人のビジョンが続くわけです。

 

はじめは誰もが、みんな考えていると思いますよ。

それが気づくと、ものごとを合理的に効率的に効果的に現実的になりすぎてしまい、条件付きの思考パターンという方法論に頼ってしまうようになるのです。

 

それは、無意識に自分に条件付けという、ボクシングでいう相手からのパンチを打たれないために、顔の前に手でガードを上げていることになってしまい、相手から自分の顔がはっきり見えなくさせてしまうことは、自分自身の魅力や良さをわかりにくくさせてしまいます。

 

そして、条件を考えることは悪いことではないのですが、なにごとも過ぎると、頭で恋愛をするオープンハートではない心を閉じたような感じになります。

それは同時に内面的な魅力を伝わりにくくさせ、異性との親密感を遠ざけてしまう(小さな子供を見たときに感じるオープンなハートの親密感を第一印象で出しにくくなる)ことにもなるのです。

 

条件付けというそれだけではないですがね。過去の恋愛で臆病になっていたり、どこか心の奥底にある欠乏感が、そういったパートナーがいない現実を無意識に創り出していることもあるのです。

 

瑞枝さん、有里さん、なにか続きを聞きたそうですよね。でも、話が少し脱線したので、もとに戻すことにします」

 

「和尚さん、私実習するより、もっと理想のパートナーの話を聞いていたいです」

「瑞枝さんは、ストレートですね。また機会があったら話します」

「自分らしくもいいですけど、理想のパートナーがほしいです」

「私も、そっちのほうがめっちゃ興味があります」

 

「二人ともなにを言っているのですか。この『心の底から自分らしく生きるメドッド』は、人生のあらゆることを扱うのですよ。

ですから、この実習をしていくイコール、理想のパートナーを手に入れることにもなるのですよ」

 

「へーそうなんですか。じゃ早くそこをしましょう」

「有里さん、なにごとも準備が必要なんですよ。いきなり10mのジャンプ台から飛び込むように言われたら怖いでしょう。

いきなり3000mの山にヘリコプターで下されたら、気圧の変化についていけずに高山病になってしまうのと同じで、心の感情も徐々にならしていかないといけないんです。だからプロセスを進めているんですよ」

 

「そうなんですか」

「有里さん、まさかこの実習を受ければ、パートナーができると思っているんではないでしょうね」

「えー、違うんですか」

「なにを言ってるんですか瑞枝さん。お二人ともよく聞いてくださいね。

 

今までお話してきた、『~すれば、~になる』『~あれば、~になる』『~なれば、~になる』の思考パターンは、条件付けをすることになるから、理由付けをしましょうね、とお話してきましたよね。

冒頭でも、その話をしたつもりだったんですけど、理解してくださいね」と言って、和尚は再度、二人の反応を確かめながら繰り返し話をしたのだった。

 

和尚はある程度わかっていた。今まで何十年使い続けてきた思考パターンを意識して変えるのは難しいと。

そこで、根本的になぜ理由付けをする思考パターンが、これからの時代を生きる上でも大切かを、次に話そうとしたのだった。

 

つづく

次回明日11月19日(火)は、これからの時代のものの考え方、

メソッド実践編:「これからはどう生きるかが大切」をお話します。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 心より感謝いたします☆

※この物語は、実話にもとづいたフィクションであり、登場する人物など、実在のものとはいっさい関係がありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です