やらされてる感のありがとう

独自の“心の底から自分らしく生きるメソッド”をベースにした

『ありがとうの達人のなり方』（ありがとうの効果と秘訣）

 

 

やらされてる感のありがとう

 

 

前回は、寝る前に「ありがとう・感謝」が５つ出てこない時には、どのように対処したらいいのかをお話しました。

今回は、以前ブログに書いた昨年の夏から、『心の底から自分らしく生きるメソッド』の実習で二人の女性にモニターになってもらいました。

そのモニターなってもらった二人に、明確な動機がないままこの「ありがとう」をしてもらったときの会話をお話したいと思います。

 

 

この二人の女性は独身で、

これからどう生きていったらいいかと 思っていた女性です。

 

有里（仮名）は、

明るく社交的で母性的な柔らかさを

感じさせる３１歳の女性です。

 

瑞枝（仮名）は、

マイナス思考で、 ストイックになりたいと思って

相談に来た ２８歳の女性です。

 

私は、ありがとうの効果を早めるために 次会うまでに

毎日朝晩や職場でのトイレの時でも思い出したら、

ただやってほしいとお願いして、

 

会ったときの休憩中の会話をもとに

一部アレンジして書いたものです。

 

 

有里「私ね、前中さんに言われて、その日の寝る前に５つ考えたんやけど、正直出てけえへんかってん。前中さんが何でもいいって『ご飯を食べれてありがとう』って、ほんまにそんなことぐらいしか出てこなくて、気がついたら寝てて。

 

次の日、仕事行ってトイレでまた思い出してんけど、なんかトイレまで来て考えるのが嫌になって、けっこうさぼっててん。真面目にやり出したん、今日聞かれたら困るって思って、おとといの寝るときぐらいやねん」

 

瑞枝「それ、わかります。私も前中さんに言われた夜、やってみたら５つも出てこなくて、感謝も出てこないのかと、ほんま自分腐ってるわと思ったんですよ」

 

 

有里「そうなん、私だけとちゃうかったんや。それでも瑞枝ちゃん真面目やから、結構やり続けてたんとちゃうのん」

瑞枝「いえいえ、私も有里さんと同じようなもんですよ。ほとんど忘れて、思い出しても１つが限界でした」

 

有里「偉いやん、１つでもやってたら立派やん」

瑞枝「いやそんなんちゃうんですよ。ほんまに適当ですから」

 

有里「なんかやってて変わった？」

瑞枝「う～ん、特に別にって感じですね」

 

有里「そうなん、ほんまに効果あるんかな」

瑞枝「私もその辺よくわからないんです」

 

有里「ありがとうって、みんなもってるもんやし、思ったときにできてるわけやからそれでいい感じがするねんけど」

瑞枝「それに思い出すたびに、５つも出てこないからへんなプレッシャー感じてて」

 

有里「それってしんどいな、なんかやらされてる感があって」

瑞枝「やってて、けっこう難しいですよね。５つ思い出すのって」

 

有里「そうやねん、私おとといの夜からやけど、めっちゃ適当。ほんま『ご飯を食べれてありがとう』とか『これから寝れてありがとう』とか、あとなんやったかな、思い出されへんぐらい適当やわ」

瑞枝「そうですよね、そんな感じでしか浮かばないですよね。それに感謝に気持ちがついていかないことも多くて」

 

有里「やっぱり瑞枝ちゃん真面目やな。私気持ちなんか考えたことないで。ただ言ってるだけやで。私ら、偉いお坊さんや牧師とかと違うから、毎日毎日そんな気持ちになることなんかムリムリ。私ら凡人やから、そんなんできたら悟ってるわ」

瑞枝「そうですよね！なんか有里さんの話聞けてほっとしました」

 

有里「無理したらしんどいだけやから、とりあえず言うことが大事みたいやから。そうや、昨日なんか『とりあえずありがとう』って寝たわ」

瑞枝「えっ！そうなんですか。そんなんでもいいんですか」

 

有里「まあ、ここだけの話しやけど、ほんまに昨日でえへんかってん。眠気の方が勝ってたし。やっぱりありがとうもいいけど、女性のお肌には少しでも睡眠やん」

 

 

今日のポイントは、

やることの明確な動機づけの大切さです。

 

さて、みなさんは、 「ありがとう」をやる意味は大丈夫ですか。

 

まずは、自分の中の波動を高めると、

いいことを引き寄せると思って続けてみてください。

 

次回は、続けて行く中で、

より効果を出すための心構えについて、 お話をしておきたいと思います。

 

 

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