20140414やる気

 

子育てに一番大事なこと

 

 

子育てに一番大事なことは、私が言うまでもなく多くの人が言っています。

 

 

それは、子供の『自己肯定感を高めること』です。

 

 

その代表的なことが、『ほめること』です。

 

 

1970年の初頭までの高度経済成長期と言われた子育ての代名詞は、
「スパルタ教育」でしたが、物資的に豊かになり心と向き合う時代なって、
近年「ほめ育て」が主流となってきました。

 

 

しかし、2014年の今、「心の時代」と言われるようになって久しい
ですが、まだまだ「ほめ育て」について知識としては知っていても、
実際にできることとは別なようです。

 

 

つい最近の話しですが、筑波大学大学院人間総合科学研究科の先生は、
子育てをしている400組の親を対象に調査をしたそうです。

 

 

その結果の中で、約半数の200組の親が「子供をほめない」、
そしてその親自身が「親にほめられた経験がない」と回答したそうです。

 

 

そういう私も、母から一度もほめられた記憶がなったのですが、
自分なりに勉強してきた結果、行き着く共通することは、
『自己肯定感を高める』ことでした。

 

 

この『自己肯定感を高めること』は、子育てに対してだけでなく、
その親をはじめとするすべての人に当てはまる、これからを生きるとても
大切な価値観なのです。

 

 

今のこの混沌とした社会からこれからの日本を考えたとき、どんな日本を
つくりたいのか、どんな日本人を育てたいのかと、日本の教育に行き着きます。

 

 

経済が成長していた時代の日本の教育は、
「答えのある問題を正確に解ける人材」が有効だったかもしれません。

 

 

しかし、これからの時代は、日本を含め先進国は次の段階へときていると
言われています。それは「答えのない問題に対して、自分の頭で考え、
自分から行動して正解をつくりあげていく人材」が求められているのです。

 

 

そのためには、自分の内からやる気をもたらす『自己肯定感』を高めた思考(観念)なくしてはあり得ないのです。

 

 

ですから、このブログのテーマである『やる気にさせるという受身的ではなく、自らやる気になるように働きかけること』が、これからの子育てにはとても大事なのです。

 

 

そのためにも、まず大人である親がそのような認識を持って、変わらなければなりません。

 

 

なぜなら、子供は親から間接的に無意識的に学ぶからです。

 

 

では、どうすれば大人である親が日々の生活の中で身に付くようになり、
それを子供に見せることができるのでしょうか。

 

 

次回は、それについてお話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。
 

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