20140414やる気

 

子育ては子離れ②

 

 

『子供は親の背中を見て育つ』と言いますが、生後0日から
小学校就学までの乳幼児期は、ほとんどの場合家族という親から
学びます。

 

 

前回の中で、『子供は無意識的に、そして日々の生活の中で
間接的に親から人生学を学ぶ』と言いました。

 

 

それは、例えば、家庭の中でなにか起こった場合、お父さんはそれを
どう教え、お母さんはそれをどのように処置していったか、子供は
それを見て、体で感じているのです。

 

 

また、親が自分の失敗を素直に認めないと、子供も自分が失敗した
ときに、自分の非を認めず謝らないようになります。うまくごまかす
ようになる考えを持つようになるのです。

 

 

このように、親にとってこれが子供への間接的教育
であり、無意識の教育なのです。

 

 

そして、それが子供の人生観の基礎である、
ものの考え方を作っていくのです。

 

 

子供は口だけで教えてもよくなりません。
体で習い、目で見て学んでいくのです。

 

 

これが、大事な家庭での教育なのです。

 

 

『子供は親の背中を見て育つ』と言いますが、親が毎日の生活を
大事にしながら、一生懸命子供に見せることが大事になってくる
のは言うまでもありません。

 

 

でも、これが子育てに答えがないだけに、
親としての責任や義務感が、子育てに悩み苦しむ
原因にもなってしまいます。

 

 

親の在り方が大切だと思っています。
親も子供と一緒に成長することが大切だとわかっています。

 

 

その子供を思う気持ちのあまり、いつしか親が子育てという
役割に嵌ってしまいます。

 

 

義務・役割は、完璧さを求めます。

 

そして、完璧にできない、思うようにいかない不安が、
無意識に子育てへの罪悪感を積もらせてしまうのです。

 

 

この関係性を作ると、本当の意味での
『子育ては子離れ』はできません。

 

 

なぜなら、人は罪悪感を持つと、
無意識にその罪を拭うような行動を取ってしまうからです。

 

 

どこか罪滅ぼしの発想の時代は、もう終わりです。

 

 

これからは、受けた幸せや喜び、感謝の気持ちを、
お返しする発想の時代です。

 

 

子供(人)から得た日々の幸せ、喜び、学びや気づきに
感謝して子供(人)にお返しする発想です。

 

 

そのためには、必要な考え方があります。

 

 

明日の子供の日は、
子育てで一番大事なことについて、お話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。
 

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