20140414やる気

 

 

やる気にさせる必要はない!(第⑳話)

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

前回、人間が本来もっている精神性を高めた状態を、
私たち一人ひとりが創造していく、その方法の一つが、
日々現実の中で私たちが今できる、このブログのテーマである
『やる気にさせる必要はない!』生き方というお話をしました。

 

 

この「やる気にさせること」ことは、今の混沌とした社会、
これからの時代には、すべてにおいて逆効果を生みます。

 

 

なぜなら、今までお話してきて、お気づきの方もおられると思いますが、
「やる気にさせること」は、すべてにおいてコントロールすることだから
です。

 

 

やる気にさせようとして上手くいかないのは、
自分の思うようにコントロールしようとしているからです。

 

 

子供も大人も、させられていると相手からのコントロールを感じると、
多く反発したくなるものです。

 

 

だから、「やる気になれない」のです。

 

 

逆を言えば、私たちは日々の中で、
どれほど「やらされた感」をもっているでしょうか。

 

 

例えば、「我慢させられている」「働かされている」
「食事を作らされている」「手伝わされている」「勉強をさせられている」
「従わされている」「考えを強要させられている」など。

 

 

私たちは、「させられてきたこと」が身に付いた方法だから、
言ってみれば、その方法しか知らないのです。

 

 

だから、「させよう」と同じやり方をするのです。

 

 

今までお話をしてきたことを踏まて、どうしたらいいのでしょうか。

 

 

答えはとてもシンプルなのです。

 

 

それは、

 

『やる気にさせる』のではなくて、

 

『やる気を持たせる』ことなのです。

 

 

「そんなことか」とか、「それが難しいから困っている!」
という声が聞こえて来そうですが、

 

 

大切なことは、まずこの言葉の意味を理解すること、

 

 

そして、私たちが『やる気にさせる』方法を身に付けたように、

 

今度は『やる気を持たせる』方法を学んで身に付けていく必要があるのです。

 

 

では、具体的に、どのようにしていけばいいのでしょうか。

 

 

今ある日々の生活を変えることなく、生活の一部として負担なく、
それを身に付けるにはどうしたらいいのでしょうか。

 

 

次回から、『やる気を持たせる』方法について、
具体的にお話していきたいと思います。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。
 

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