20140414やる気

 

 

 ◇Ⅶ.子供にやる気を持たせる方法◇

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

『子供にやる気を持たせる方法』は、
『自己肯定感を高めることを習慣化する方法』であり、
『最高の人間関係にする方法』でもあるのです。

 

 

※口を横に広げるように口角を上げることを意識して、

 

「幸せで幸運な私♪」
『HappyLuckyMe♪』
(ハッピィーラッキィーミィー♪)

 

「幸せで幸運な私♪」
『HappyLuckyMe♪』
(ハッピィーラッキィーミィー♪)

 

「幸せで幸運な私♪」
『HappyLuckyMe♪』
(ハッピィーラッキィーミィー♪)

 

 

さて、前回からのやる気ホルモンドーパミンの生理学的な
観点からのお話で、【期待できる効果⑧】1の続きのお話しです。

 

 

【期待できる効果⑧】続き2

 

『続・やる気が湧き、ポジティブ思考に』

 

 

前回、やる気ホルモンドーパミンが分泌されると、
どんな行動をとったかを克明に記憶し、何度でも再現しようします。

 

 

その結果、繰り返し続けていくことで、その行動が上達していく、
これが「学習のメカニズム」の仕組みと言われ、

 

 

継続的に「やる気を持たせる」ためには、基本的に「褒めること」が、
子育てや教育過程においても大切だというお話をしました。

 

 

つまり、子供を叱った(怒った)からといって、
強制されてやることはあっても、やる気をもって自主的に
勉強するようになることはまずありえないのです。

 

 

怒られた人間の脳は、やる気(モチベーション)を
なくしてしまうだけなのです。

 

 

いわゆる「褒めて伸ばす」という教育は、
ドーパミンの性質から見ても、正しいやり方なのです。

 

 

※「怒る」は、自分の意に反する感情的な行動
 「叱る」は、相手を信頼して注意・指導する行為

 

 

もし子供を叱るなら、
「どうして勉強をやりたくないの。でもちゃんとやるときは
やる子だと信頼してるからね」と、

 

そのやる気を軌道修正するときだけにして、

 

 

「早く勉強しなさい。さっさとしなさい。なんで言うことが聞けないの」と、

 

やっていない行動=子供自身そのものを否定する叱り方(怒り方)は、
子供のやる気を奪い取ってしまうのです。

 

 

また、例えば、子供がお母さんに

 

「まだご飯できてないの。じゃ、ご飯できたら呼んでね」と言われると、
「ごめんね、早く作るわね」と言えそうですが、

 

 

「まだご飯できてないの。早くしてよ。ご飯の時間なのになにやってたのよ」
と言われると、「(ムカ!)私はあなたの家政婦じゃないわよ!」とでも
言いたくなります(笑)。

 

 

これは子供に限らず、大人でも全く同じことなのです。

 

 

なぜなら、子供であっても、大人であっても、脳が喜びを感じて、
やる気を起こすには、「強制されたものではないこと」が条件になるからです。

 

 

何をするにしても、「自分が選んでいる」という感覚が、
ドーパミンの強化学習サイクルを回していくには、欠かせないのです。

 

 

「なかなかやる気が出ない」というような場合、
このドーパミンが出ていないことが原因だと考えられ、

 

そもそもこの「ドーパミンの強化学習サイクル」が機能していないことに、
やる気が持てない原因があるとも言われているのです。

 

 

その「やる気が持てない」理由については、次回にお話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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