20140414やる気

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

あるお母さんが、 『HappyLuckyMe♪』を言うことによって、 『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻した』 心理学的な解説も加えた、その場限りの方法論ではなく、 日々のプロセスを重視して物語にしたお話です。

 

 

題:『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻す』
「第51話:自分らしいあるがままの自分」

 

 

前回、自分自身の生きざまを見せる生き方、親の背中を見せる生き方を見せることが大切になってくる。

 

 

そのためにも、日々『今をどう生きるか』を問い、『心に余裕を感じる生き方』をし、そこに『感謝』を体験する生き方がこれからの時代とても大切になってくる。

 

 

なぜなら、人と人との関わりが希薄になってきた現代だからこそ、『感謝』の体験が、『人が人を想うこころ』を思い出させてくれるから、と。

 

 

「お母さん、これから家に帰ると、また日々の現実に戻るわけですけど、今のこの状態の中で生きることを、多く人は望んでいるのですがね。

 

 

そのために、人は試行錯誤しながら、四苦八苦しながら、物質的な豊かさの心ではなくて、精神的な豊かさの心を求めているのだと思うんですね。

 

 

でも、現実の社会のマインドとも言うべき意識は、私たち一人の人間のマインドと比べると、とてつもなく大きな意識をなしています。

 

 

そして、私たちは、その大きな意識に立ち向かおうとして、合そうとして、日々ストレスを感じる生き方をしているのかもしれません。

 

 

これからは、もうそのような生き方では、私たちのマインドは限界になってきているのです。

 

 

私たちの生活の歴史を振り返ると、ずっと『どうやって生きるか』という人間の生きる生理的欲求を満たし、安心、安定することが、私たちの根本的な意識でした。

 

 

今は、物質的に豊かになり、人間の生きる生理的欲求はほぼ満たされ、安心と安定を手に入れ、だからこそ、物資的な欲求から精神的な欲求へと、私たち一人ひとりの根本的な意識が移行しているのです。

 

 

でも、私たち一人ひとりの根本的な意識が変わり始めても、社会という大きなマインドは、まだまだその過渡期のさまを抜け切れていない混沌としている時期なのです。

 

 

それがゆえに、これから私たちは『どう生きるか』。

 

 

これから『自分らしく生きる』ためには、私たちが生きる外を変えようともがき苦しみ不平不満を言って時間を費やすことよりも、自分自身のものの見方を変えて、自分自身の意識を変えることが求められてきているのです。

 

 

そのためには、『自分軸がぶれない自分らしい自然体な状態』を日々創り出していく生き方、軸が一時的にぶれたとしてもまたそこに戻れる生き方が、必要となってくるのです。

 

 

それが、『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻す』生き方だからです。

 

 

そして、社会が『主』で、自分自身が『従』の生き方ではなくて、自分自身が『主』で、『従』という社会でどう生きていくか、どんなときも自分が『主体』となって人生の主人公として生きることなのです。

 

 

このことは、精神が『主』で物質が『従』の生き方をも意味します。

 

 

これが、厭世(えんせい)的という世の中に希望を持てなくなった今の日本の子供・若者の向学心(様々なことを学ぼうとする志)を育み、未来を創ることでもあるのです。

 

 

 

さて、たくさんお話をしてきましたが、今のいい状態の意識は、現実の生活に戻ると、様々な入りくんだ大きな社会の意識に、また飲み込まれていきます。

 

 

それにストップを掛ける方法の一つが、 『HappyLuckyMe♪』を朝晩言うことです。

 

 

もっとシンプルに言うと、日々自分がいい状態になるような習慣を続けることなのです。

 

 

それは、朝起きて太陽の日差しを浴びて、外の空気を吸って深呼吸することかもしれません。体を動かすために体操やジョギング、散歩、花壇にお水を上げながら花に語りかけることかもしれません。

 

 

お気に入りの音楽を聞きながら、ハーブティーを飲むことかもしれません。なかには“般若心経”を唱えることかもしれません。

 

 

不思議と続けていくと、自然と『感謝』が生まれてきます。

 

 

その『感謝』から出る波動は非常に高く、ゆえに自分にも周りにも大きな影響をもたらすのです。

 

 

『感謝』は『愛』を体現したものだからです。

 

 

 

最後に、今まで話してきたことは忘れて構いませんが、 この『心に余裕を感じる生き方』だけは忘れないでください。

 

 

『幸せ』は、誰かからもらおうとし続ける限り、そこには必ずといって不平・不満が宿ります。

 

 

『幸せ』は、心に余裕を感じる状態から自分で創っていくものなのです。自分がどう思うか、その感じ方なのです。

 

 

そう思える自分。そう信じられる自分。

 

 

そのありのままの自分を受け入れるとき、
それが『自分らしいあるがままの自分』なのです

 

 

『心に余裕を感じる生き方』 私たちは、どれほどの間、やってこなかったのでしょうか。」

 

 

和尚はお母さんににっこり笑うと、お母さんの目はきらきらと輝いていたのでした。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

『Happy Lucky Me♪』の
詳しいやり方はここをクリックしてください。

 

 

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