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『§自分が自分であることが幸せ』
「第40話:運を引き寄せる不思議な就職のご縁①」

 

 

前回は、運を引き寄せる“引き寄せの法則”として、
3つが大きく関わっているというお話をしました。

 

 

今回は、その引き寄せる話として、
就職活動をしていた留学生が不思議な縁に
引き寄せられたお話をしたいと思います。

 

 

 

中国から来た女子留学生なのですが、
彼女は、真面目で堅物な印象を受けました。

 

 

真面目がゆえに日本での就職活動は少ししたものの、
勉強するために来た意志を優先して卒業論文に
没頭していました。

 

 

卒業論文の口頭試問も終わり、
ようやく卒業のめどが経った2月が終わる頃に
私のところ来ました。

 

 

真面目で人見知りもするせいか、
ほとんど表情を崩さず私の話を聞いていました。

 

 

さらに話をしていると、そこに頑固な完璧主義が
見えてきました。

 

 

私が一通り話を終えると、完璧主義がそうさせるのか、
疑問に思ったことをこと細かく質問してきました。

 

 

私は一つひとつ納得がいくよう答えていきました。

 

 

 

次の段階に進むために、
応募する企業への履歴書の作成と添削をし、
面接に呼ばれたらまた面談に来るように伝えました。

 

 

それから2週間ほど経って再度来たのですが、
その間は自分で応募書類を作成し、何度か面接にも
行ったのでしたが、面接で上手く話せなかったようです。

 

 

振り返りをしながら今までの活動の話を聞いていると、
いくつか課題が見えてきました。

 

 

その課題を深堀りしようと思ったところ、
大学を卒業し、就職活動を続けるには、
留学ビザからの変更手続きが必要となるため、
申請して変更ビザが許可されるまで就職活動を
一時休止する話になりました。

 

 

さらに、ビザが許可されたら、
しばらく中国に帰っていなかったので、
一時帰国するという話がありました。

 

 

 

次に私のところに来たのは、
4月の中旬頃でした。

 

 

中国から帰って来て、自分なりに就職活動をしていた
ようですが、応募書類は通ったり通らなかったりで、
面接に呼ばれてもそこから上手くいかないようでした。

 

 

そこで再度振り返りをし、そこから見えてきた課題に
対して深く切り込んでいきました。

 

 

 

まず切り込んだのは、自己肯定でした。

 

 

真面目で表情が硬く、しかも人見知りをする印象は、
どうしても自信なさ気に見えてしまいます。

 

 

さらに完璧主義的なところが、
話をしていると融通の利かない印象も受けました。

 

 

 

そこで、彼女の価値である強みを整理し、
さらにわざわざ日本にまで来た動機を聞きながら、
ここまで多くの人に支えられてきたことを
思い出してもらいました。

 

 

そこから人と関わることがどういうことや、
仕事をすることへの職業観のようなことを
コミュニケーションしていきました。

 

 

そして、前に進もうとする自分を邪魔する性格などに
向き合ってもらいながら、短所が長所にもなる話をし、
最後はこんなことを話したと思います。

 

 

「あなたの価値を知っている友達は、
あなたがどんな人であろうとちっぽけな存在と思って
いようとも、あなたのことを嫌いにはなれない。

 

 

なぜなら、ありのままのあなたが好きだから。
あなたもありのままの友達のことが好きなように」と。

 

 

私はこの自己肯定を維持し保ち続けるために、
笑顔で口角を上げる効果の話をし、
“幸せで幸運な私”は自分で創りだすものだと、
“Happy Luchy Me”の笑顔の作り方を伝えたのでした。

 

 

 

これを境に彼女の就職活動は変わっていきます。

 

 

そして、最後には不思議なご縁で結ばれる
会社と出会うのでした。

 

 

そのお話は、次回以降にお話ししたいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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