私たちは、
日頃多くの状況や情報という環境の中で、
多くの判断をしています。

 
でも、現実の生活の中では、
判断をしなければものごとが解決しなかったり、
ものごとが前に進まなかったりします。

 

 

ここでの判断を捨てるということは、
私たちが、今までに経験や体験の中で、
自分がそうだとあるとき思い込んだ観念みたいなものを
捨てると思って読んでいただければと思います。

 

 

私たちは、この判断という観念を持って生きています。

 
この判断という観念がいいものであるとき、
それは私たちの力になります。

 
でも、この判断という観念が
間違った思い込みやそのときはとても役に立ったけれども、
今はもう古くなった観念があるとき、
それは時に私たちが前に進もうとすることを
拒む原因になったりします。

 

 

結論から言うと、
自分は間違っていてもかまわないという気持ちがあれば、
私たちがその決断のもとにものごとは前に進み続けるのです。

 

 

反対に判断
(間違った観念やもう古くなった観念からの判断をするとき)
をしてものごとを対処したり、
行動に移したりすると、

 

自分が正しいという感じは得られますが、
前にうまく進めなかったりするのです。

 
心の力学では、
判断を捨てて、
すべての答えを知る必要のないことを
自分自身に受け入れると、

 
自分自身の心の中に
何かを教わろうとする心の余地が生まれます。

 

 

その心の余地が生まれることによって、
より広い視野からものごとを見ることができるようになったり、
そこから道が示されたりするのです。

 
それこそが、
「気づき」と呼ばれる
自分を前に進め成長できる
強力な力のような気がします。

 

 

私たちが、
日頃の生活や人間関係の中で、
うまくことが運ばなかったりするとき、
私たちは、それらに対してどんな判断をしているのでしょう。

 
何かうまく行かなくなっているとき、
少し自分を見つめる時間を作って、
何が自分の判断でうまくいっていないのか見つめてみてください。

 
そして、それに対して判断して考えたりせずに、
ただその見つめたことを理解して、
もう私には必要なくなったと、
その思いを自分の意識から大空へ解き放つように
手放してみてください。

 
うまく手放せたとき、
きっと心の中がスーッとして心にスペースができ、
また前に進む活力が生まれてくることでしょう。

 

 

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