「彼女への恋心」

 

さて、これから身をもって、ますますのぼせ上りの思考停止状態?!の恋愛の罠にはまっていきます(^^笑

 

 

私は、彼女へすごく波長が合う感覚がしたせいか、気がつくと彼女を一人の女性として意識する自分がいました。

 

私は、彼女への興味がますます盛り上がっていきました。

 

「寒い中で立ってたら風邪ひきそうやね。大丈夫?」

「私、あほやからほんまに風邪ひかへんのよ。」

「あほって言える人ほど賢い証拠やで。」

 

などと、短い時間の中で彼女とたくさん話していたように思います。

 

その証拠に、寒い季節にも関わらず、私はどうやらかなり彼女に話をし過ぎて、口の中や喉がカラカラに渇いてしまい、ライブも始まってしまうこともあり、この楽しくて幸せな会話を中断してまでも、近くにあった売店にお水を買いにいくことになったぐらいでした。

 

私は、彼女に「すぐにもどるから」と言って小走りで売店に掛け出すと、私はふと嬉しいことに、いつの間にか彼女がチョコレートを好きなことをインプットしていたのでした。

 

そう思った瞬間、私のサービス精神はアゲアゲ状態になり、水を買うことを忘れるぐらい頭はチョコレートのことで一杯になっていました。

 

私が急いでチョコレートと水を買って彼女のところに戻ってくると、彼女が笑顔で「おかえり」といってくれて、その予期せぬ言葉にすっかり嬉しくて舞い上がってしまい、あとの会話をほとんど覚えていないあり様でした。

 

 

しばらくして彼女が、「これから(昼間)働いてた友達と待ち合わせてるから、そろそろ行くね」という言葉に私は寂しい感覚になり、そして、私は連絡先を聞いていないことに気づきました。

 

私は慌てて彼女に連絡先の交換の話をすると、彼女は心いい返事をしてくれたものの、私は交換慣れをしていなかったこともあって、さらに『早く彼女に友達のところに』という焦りも手伝って、私の要領の得ない変な気まずい間ができてしまいました。

 

結果的に私のカバンにあったメモに私のアドレスと電話番号と名前を書いて渡して、彼女が連絡をくれることで落ち着いたのでした。

 

さらに、彼女が立ち去り際に、私は彼女に名前を聞くのを忘れていたのを思い出して、「あ、あ、名前は…」というと、彼女もとっさのことだったのか「ゆか(仮名)」とだけ答え、私も「前中のまさ」と変な名前の紹介をして、でも私は彼女の名前が聞けたことだけで大満足して、「じゃ気をつけて、いろいろとありがとう」といって、彼女を笑顔で見送ったのでした。

 

 

私は、彼女が去って行く後姿を見送った後、ようやく一息ついたのか喉が渇いていたことを思い出して、袋から水を取り出そうとしたときに、「あっ!チョコレート忘れてた…」と、呟いたのでした。

 

 

次回6月9日(日)「彼女へのアプローチ」につづく。

 

引き続き「奇跡の婚活物語の手記」をご覧ください☆

 

 

 

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