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◆心の底から自分らしく生きるメソッド◆

「光曉和尚の愛と心のセラピー物語」

~私、自分らしく人生を生きます~

 

※はじめてこられた方は、

この物語の『登場人物』・『あらすじ』を 先にお読みいただければ幸いです。

 

 

§ 具体的にどう生きるか

 

「みなさん、頭がオーバーヒートして知恵熱がでそうですか。これからではどうすることがいいかをお話していきますね。

 

まず、大切なことは、今の現実がこのような時代であることを知ってください。知っているのと知らないのとでは、生き方が変わっていきます。これが、私たちが立って生きているポジションです。

 

すべては、今この瞬間であるここから始まります。

 

わかりやすいようにこのように考えてみてください。

1.私たちは、このような現実の時代に生きている。

2.日々の生活の中で、これからどう幸せな人生を生きるか。

3.そのためには、まずこの現実の中で『ありがとう』をもっと意識して生きる。

 

これだけでいいです。

これならできそうと思いませんか。もっとシンプルに言いますと、

三つ目の『ありがとう』の実習を続けるだけでいいです。

 

なぜなら、『ありがとう』の実習を続けて行けば、

『ありがとう』の意識がどんどん広がり増えていきます。

 

そうすると、ポジティブな波動が上がり、

ポジティブなものごとを引き寄せるようになるのです。

 

そうなっていくと、

わくわくすることが増えるわけですから、生きることが楽しくなります。

そうなると、自分がどう幸せに生きたいかが明確になっていきます。

そんなこともまた引き寄せてくるようになります。

つまり、自分が幸せを引き寄せるようになるのです。

 

当然、日々『ありがとう』の意識が広がって増えているわけですから、

感謝する心もどんどん育まれ、

それは『ありがたみ』を取り戻すことにもなるわけです。

 

そして、そのために一番大切なことは、ここが一番大事です。

それは、 『自分がこれからどう生きるか』と、その生き方を決断することです。

 

私たちの今までの時代は、『自分がこれからどうやって生きるか』でした。

これからの21世紀は、『自分がこれからどう生きるか』なのです。

 

瑞枝さん、有里さんこれなら、今の日々の現実を変えなくても、今までの中でちょっと意識するだけでできそうと思いませんか」

 

「そんな簡単でいいんですか」

「有里さんは学習意欲が高いですね。じゃ、有里さんだけにもっと理論立てて体系的に授業のようにしましょうか。そして、理解したかどうか筆記テストと小論文、口頭面接もしましょうか」

「そんなんいらないです。この簡単なんでいいです」

 

「瑞枝さんは、論理的なことが好きそうですからやりますか。付き合いますよ」

「絶対嫌です。勉強大嫌いですから」

 

「私たちは幸せになることを、どこかで難しくて大変だと思っているんですよね。なにか人生は大変で苦行なような感じがするって、誰に教えられたわけでもないのに、私たちはそのように思っているんですよね。

 

それを観念というのですが、この観念という思い込んだ価値観が私たちの思考や行動を決めるんです。特になにかをしようとしたときに、この観念がブレーキのような働きをして、私たちを前に進めなくしたり、自分を苦しめたりするのです。

 

先ほどの有里さんの『簡単でいいのですか』は、有里さんの中で、『幸せはそんな簡単なものではない。だからそれは幸せではない。もっともっと大変な中から感じられるのが本当の幸せだ』と、思っているのです。

 

有里さん、おしいしお菓子を食べているときに感じる幸せは、本当の幸せではないですか。なかなか手に入らなくて、やっと苦労して手に入れたお菓子が本当の幸せですか。

知っている限り、コンビニで買ったお菓子で心から幸せを感じているように見えるのですがね」

瑞枝も誠も、うんうんと頷いていた。

 

「幸せです。本当に幸せ感じてますね。自分が幸せを感じたらそれが幸せでいいんですね」

「そういうことです。それで知っていましたか。この幸せ”という嬉しい喜びの気持ちの中には、実は『感謝やありがたみ』を感じているんですよ。

わかりやすくいうと、有里さんお菓子を食べ終えたときに『ごちそうさま』っていう気持ちになりませんか」

「なります。ついつい言いそうです」

 

「この『ごちそうさま』って、どういう意味で言ってますか」

「あっ、『ありがとう』ですね」

「この『ありがとう』は、幸せを感じたこと、嬉しい気持ち、喜んだ気持ちからそう思えるんですよね。

ということは、その感じた気持ちも『ありがとう』と同じことだと思いませんか。

 

だから、『ありがとう』の実習をすることが、イコール幸せを引き寄せるわけなんです。

 

『ありがとう』という言葉は、とてもシンプルな言葉だけれども、正しく理解して使えば、とても奥深い魔法の言葉と言われる由縁なんですよ」

和尚はそう言って、有里の食べている幸せぶりを思い出して笑みがこぼれたのだった。

 

つづく

次回明日11月26日(火)は、

メソッド実践編:「これまでの振り返り」をお話します。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 心より感謝いたします☆

※この物語は、実話にもとづいたフィクションであり、登場する人物など、実在のものとはいっさい関係がありません。

 

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