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『§まっすぐに生きるのが一番』
「第21話:人間関係に大切なゆるしのまとめ(後半)」

 

 

前回、ゆるしとは、
自分自身に『気づく心』と
言ってもいいかもしれないと。

 

 

今回は、この人間関係に大切なゆるし。

 

 

そのゆるしに大切な
自己肯定感を高めることについて、
お話したいと思います。

 

 

 

今の時期に就職活動している学生の傾向として、
多く面接で自信が持てないことがあります。

 

 

そしてそのような印象を受けます。

 

 

一般的には模擬面接を繰り返すのですが、
準備した自己PRや志望動機が話せても
自信がもてない印象まで払しょくするのは
なかなか難しいところがあります。

 

 

「もっと笑顔で、もう少し大きな声で、
そうその感じで言ってみて、そうその感じ」

 

と言われても、正直本人はその状態が
よくわかっていません。

 

 

感覚では理解して、褒められたことで
気持ちが上がり、なにかできた気分になって
その場は終わりますが、

 

 

実際に家に帰ってみると、
自分でそのときのいい状態を思い出せません。

 

 

私たちもその場ではできる気になって、
実際家に帰ってみると上手くできないことが
多くあると思います。

 

 

頭では理解できていても、
きちっと腑に落ちていないというあれです。

 

 

そこで学生に自信が持てない状態から
自己肯定感を高めた状態を認識してもらいます。

 

 

まずそのためには今の現状を知ってもらい、
目標設定をして、そこから自分で自己肯定感が
高まっていく階段を登って行ってもらいます。

 

 

それは今の現状から自己肯定感を高めるための
課題を自分で見つけて、その課題をクリアーして
目標にたどり着くという感じです。

 

 

しかしやっていくと、壁に直面します。

 

 

この壁とは、同じようにやってきたのに、
効果が出ず堂々巡りをするような状態です。

 

 

そこで用いる手法は、『気づき』です。
気づくことでこの壁に直面している状態を解放します。

 

 

なぜならこの壁こそが、
多く今の自分をつくり出す状態と、
自己肯定感を高めることを阻む壁になっているからです。

 

 

つまり、今の自分の行動パターンを
変えることを難しくさせている壁なのです。

 

 

多くこの壁を乗り越えられないのは、
長く慣れ親しんだ自分の行動パターンをつくり出す
心理状態を自分ではなかなか気づけないからです。

 

 

気づいてもらうことでその部分が解放され、
顔の表情が柔らかくなり心が軽くなったのがわかります。

 

 

ここからが本人にとって、
自己肯定感を高める新しい領域になっていきます。

 

 

心に落とし込むために、
登り始めたときの状態と、今の状態との違いを
比較することで今の状態を認識していきます。

 

 

そしてこれが自己肯定感を高めた状態という
登った頂上を『体感』してもらい、
その状態にOKを出してもらうと自信が生まれます。

 

 

このあと、この状態で自己PRや志望動機を
言ってもらうと、言葉がビシビシ伝わってきて、
その人らしい生きた言葉に聞こえるから不思議です。

 

 

さらにここからが大事なところです。

 

 

この体感した状態を自分のものにするためには、
この言葉を言うと自己肯定感を高めたこの状態を
思い出せるシンボルのようなもの持ってもらいます。

 

 

それは簡単に言えば、
例えば子供の寝顔を思い出したり、
愛犬の写真をみたり、好きな場所や人でもいいです、
それを思い出すと気持ちが高まるものです。

 

 

それが思い出すと自己肯定感を高めたり、
自分の自信を奮い立たせる原動力になり、
不安や辛いときに自分自身を取り戻せる
自分だけの魔法のアイテムになります。

 

 

これは、神社仏閣にお参りすると
心が平常することと似ているかもしれませんね。

 

 

さらにさらにです。

 

 

この自己肯定感を高めた心の状態を
持ち続けるためには、
心を習慣化することが大事になってきます。

 

 

習慣化して心の状態は、
私たちに平常心を持つ心をつくります。

 

 

平常心は心に余裕をもたらせます。

 

 

心の余裕は、
心の許容範囲が広がることですから、
“ゆるす”心も広がります。

 

 

心のゆとりと連動して思考も広がり、
その状態は気づきと言う前向きな発想が生まれ、
その結果ポジティブ思考の自分になれるのです。

 

 

その心を習慣化する方法が、
今までにも書いてきた

 

 

「Happy Lucky Me」

 

「ありがとうの感謝の日記」に帰結します。

 

 

 

今は混沌としてストレスを感じやすい時代。

 

 

だからこそ、
自己肯定を高めることを外に求めてばかりせずに
自分自身でつくり出すことが大事になってきます。

 

 

それが自分を律し自分らしく生きることにつながり、
幸せになるために生まれて来た、

 

自分の人生を創り出して生きることになるのです。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 

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