第三の法則 『自分のやりたいことを見つける法則』

「ゆるしのパワー ~その2~」

 

しばらく彼女と話した後、 私は彼女に、「チャンスだよ」と言いました。

 

「何でチャンスなんですか。どこがチャンスなんですか」と、 彼女は不思議そうに聞いてきました。

 

私はそんな彼女に、 「チャンスだよ。 自分がこれから大きく変われるチャンスなんだよ。 普通はこれをチャンスなんて思えないけど、 これをチャンスに捉えられる人が、 よりよい人生を歩めるんだよ。

あなたは、今の自分から変わりたいと どこかで思っていないですか?」と話しました。

 

彼女は、「変わりたいです。 でも(変われる方法なんてないのに)変われませんよ」 と少し気抜けした声で答えました。

 

私は彼女に、 「変われる方法を知っているよ。 本当に知りたい?でも、 教える代わりに僕に代償を払わないといけないよ(笑)

それはお金とかじゃなくて、 あなたがすでに今まで培って持っている あなた自身のあるものをね」と、言いました。

 

彼女は、 「今までに培ったものですか? 私自身が持っているものですか? 私には、人に上げれるものなんてなにもないですよ」と。

 

私は、彼女との話の中で会社の上司が、 「最近入って来た頃のような元気な笑顔がないな」と、 彼女が言われたのを知っていたので、

「あるよ。最近は忘れてしまって影を潜めているみたいだけどね」と、 知恵問答をしているように答えました。

 

彼女は、「えっ、え~」とつぶやくばかりでしたが・・・(笑)。

 

 

私は彼女に確認しました。 「本当に変わりたいと思ってる? よりよくなりたいと思ってる? 会社を辞めたいんだったこのままでいいんだけどね(笑)」 と彼女に言いました。

 

彼女は、「本当に思っていますよ。 会社も続けたいと思っていますよ。 でも、私が上げれるもんがわかんないんですよね」と。

 

私は彼女に、 「答えは二つに一つ。 自分が変わりたいか変わりたくないかだよ」と話すのですが、

彼女は、「それを知ったら、 私がすでに持っているものをあげないといけないんですよね。 私にはないんですけどね」と、 私に上げられるものにこだわっていました(笑)

 

 

私は、彼女に少し発想を変えてもらうために こんな例え話をしました。

 

「今あなたが、一ヶ月便秘で苦しんでいると思って見てくださいね。 どんな薬をためしても全く効き目がなかったのですが、 ここに効果てき面の魔法の下剤があると思ってくださいね。 あなたはそれがほしいですか。 それともこのまま便秘に苦しみたいですか。

 

答えは二つに一つ。もちろん・・・」、 彼女は「ほしいです」と答えました(笑)。

 

余談ですが私は彼女に、 「でもこれを飲んだら 一つ気をつけないといけないことがあるんだけど、 あまりの便の量で自分の体が 便で便器から宙に浮くかもしれないから それだけは気をつけてね(笑)」と。

 

こんな問答の末彼女は、 自分が何をあげられるかわからないまま、 「知りたいです!」と元気に決意表明してくれました。

 

私はまず彼女からほしいもの、 「あなたの元気な笑顔」と伝えました。

 

彼女は、「え~、そんなのありませんよ。 自分ではそんな笑顔してたなんてわからないですし~」と言うので、 先ほどの上司の話をしました。

 

そして、今と入社したての頃とでは、 自分の気持ちも違っていたことに気づいてもらい、 彼女も納得できたようでした。

 

次回は、変われる方法をお話します。

 

 

 

 

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