第三の法則 『自分のやりたいことを見つける法則』

「ゆるしのパワー ~その3~」

 

次に私は彼女に、変われる方法を伝えました。

 

この方法は、次の『罠を解き放つ方法』

詳しくやり方を紹介していますので、 ここでは簡単に説明します。

 

私は、自分が変わってよりよく生きるために次のような話をしました。

まず、ノートの紙を四枚用意してもらいました。

 

まず一枚目に、 先ほど会社の人に敵意を持った言葉を

ノート一杯に書いてもらいまいた。

 

そして、ここがポイントなのですが、

破る前に、

「私は、違った目でものごとを見ることを選択します」と、

言ってから破っていってもらいました。

 

その同じ作業を気が済むまで、 破ってもらいました。

 

そして細切れになった紙を もう一枚のノートに包み込んでもらって、

雑巾を絞るように 力いっぱい気が済むまで絞ってもらいました。

 

続いてもう一枚のノートの紙を用意してもらって、

そこに今まで自分をちっぽけに扱っていた言葉を書いてもらうために、

例えとして私は彼女に伝えました。

 

「自分は不器用で物覚えの悪い頭が悪い人間」

「自分は人より何をやってもダメな人間」

「私は人の役に立たない」

「私には人から褒めてもらえるような価値がない」

「私は何をやってもダメな最低の人間」

と話しながら、私は彼女に次のように伝えました。

 

「一つ気づいてあげてね。

あなたがどれほど自分のことを 今までそれらの言葉で罰してきたか。

どれほど自分のことを ちっぽけに扱って、

自分のことを傷つけてきたか知っていましたか。

ずっとつらい思いをしてきたんだね。

誰にもわかってもらえなくて悲しい思いをしてきたんだね。

ほんとうによく今までがんばってきたね。 ほんとうによくがんばってきたよ!」と。

 

このとき受話器から、 彼女が今まで溜め込んできたものが 涙として込み上げてきて、

何か解き放たれて行くのが伝わってきました。

 

私は、彼女の涙声を聞きながら、

私自身も何か癒されて行くような優しい気持ちになっていきました。

 

次回は、さらに突っ込んで質問をしたお話をします。

 

 

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