第四の法則 『運を味方につける法則』

「選択するパワー ~その1~」

 

今日から新しく第四の法則についてお話したいと思います。

 

私たちが行動する結果のほとんどが、

自ら選択した結果だということをみなさんは知っているでしょうか。

 

例外的に目に 見えない大きな力が働く場合もありますが、

多くの場合は、 ほとんどが自らの選択の結果なのです。

 

一つの例えとして、 ある人の一日の行動を例にとって見ましょう。

 

彼は、朝目覚ましの音で目が覚めました。

まだ眠たくてこのまま寝たいという気持ちと、

起きなければ会社に遅れてしまうと 頭の中で思いましたが、

一瞬の判断で 選択し起きようとベッドから抜け出す選択をしました。

 

彼は、起きて真っ先に トイレに向かおうと無意識に選択しました。

 

この場合は、起きるときとは少し違うのですが、

毎日同じことが繰り返されているので、

自然とおはしを手に持つように もうすでに頭の思考回路に

インプットされているのです。

 

ですから、 いちいち頭で意図しなくてもいいように 自動選択されているのです。

 

実際は自分は気づいていなくても 頭の思考回路では瞬時に選択され、

各々の体の筋肉などに命令が送られているのです。

 

もう少し詳しくお話しをしていきますと、

彼がいつものようにトイレに向かった時、

今日に限って誰かが先に入っていました。

 

今日の彼にとっては、

いつもの習慣とは違うちょっとしたハプニングが起こりました。

 

彼は、自動選択から手動選択に切り替えて、

この事態に対応しなければならない選択に迫られました。

 

彼は頭で思案し、 このままトイレの前で待とうか、

それとも洗面台に向かって 先に顔を洗おうかと考え、

顔を洗うことを選択して 洗面台に向かう選択をしました。

 

顔を洗った後彼は、 まだトイレに入っているだろうか、

それとももう入ってないだろうかと考え、

もう入ってないだろうと考え選択し、 トイレに向かいました。

 

このとき、 彼は今のようにトイレに向かうこともできたし、

まだ入っていると思えば 先に朝食を取ろうとか、

服を着替えようとかの 選択もできたのです。

 

この文章は、状況だけを淡々と書きました。

ここに感情を入れた文章になると、どんな風に受け留め方が変わるのでしょうか。

その文章については、次回にお話したいと思います。

 

 

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