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◆心の底から自分らしく生きるメソッド(本編)◆

 

§ このメソッドのコンセプトのまとめⅠ

 

前回、「心の底から自分らしく生きるメソッド」の誕生秘話ということで、5回に分けてお話してきました。今回は、それを整理する意味で、このメソッドのコンセプトのまとめをお話したいと思います。

 

◇私がこの時代を生きる思い

 

私たちは、わくわくした時のような喜びや幸せなエネルギーの高い状態を、経験して知っています。その状態が、長続きせずにまたすぐに落ちてしまうことも、経験して知っています。

 

私たちは、それらの両極の状態を繰り返し体験することによって、成長していると言ってもいいかもしれません。

 

そして、私たちは多くの物質的なものごとの力を借りながら、日々人生の成長を続けているわけです。それ自体はなんの問題もありません。

 

問題なのは、その物質的な力を使う私たちの心が、物質的価値観に捉われすぎて生きているということです。本来の人として持っている大切な価値観を忘れて、私たちが生き出しているということです。

そこに私は、とても危機感を感じるのです。

 

 

このメソッドを受ければ、本来の自分らしい状態を取り戻せます。なぜなら、本来の自分らしい状態を邪魔しているネガティブな観念を取り除いていくのですから、必然的にそうなるのです。

(その人が、変わろうとする強い決意が必要ですが)

 

この本来の自分らしい状態を取り戻すというのは、特別なスピリチャル的な体験をすることを言っているのではありません。当たり前に本来の私たちが持っていた、真心という真実の心を思い出すことなのです。

(愛されている存在、ありがたみ、生かされているなどと思えるような状態)

 

しかし、その自分らしい状態は状態でしかありませんから、その状態になっても、何もせず現実の生活を続けていくと、今ある現実のエネルギーへと引き戻されていきます。

なぜなら、それが今ある私たちが住む現実の集合的なエネルギーだからです。

 

では、どうすればいいのか、と言うことになるのですが、正直その答えは、私たちがたくさんの情報の中で触れて知っていると思います。

 

それは、自分の波動を高め、自分らしい状態を日々つくり続けることです。

答えはいつもシンプルであり、そんなことなのです。

 

 

私たちはどこかで、これからの時代は『どうやって生きるか』ではなく、『どう生きるか』ということを知っています。

 

しかし、私も経験しましたが、今ある現実を生きないといけませんから、この現実に意識を合わせた生活になると、『どう生きるか』と思っていても、今日この日を『どうやって生きるか』の発想になってしまっているのです。

それだけ、心に余裕ができにくい世の中なのかもしれません。

 

だからこそ、私たちは心の大切さに気づきだし、そして今のこの混沌とした時代を生きているのです。

 

これから私たちは、今あるこの現実、物質的価値観と精神的価値観が入り混ざった混沌とした世の中を、どうよりよく生きるためにも、人としての本来持っている大切な価値観から、物質的なものごとをチョイスしていくような生き方が求められていると思うのです。

 

 

このメソッドの目的は、ネガティブな観念を取り除き本来の自分らしい状態を取り戻すことが目的ではありません。

 

日々の現実の中で簡単に思い出せばすぐできる、自分の波動を高い状態を身に付けてもらいながら、このメソッドを使って、本来の自分らしい状態を維持して、自分の人生を生きることです。

 

ここで終わりではありません。その状態を維持し続けてこの現実を生きるためには、やりがいを感じられるわくわくする生き方という人生の目的が必要となり、それを見つけ出していきます。

 

人生の目的と言うと、なにかとても大層なことのように感じがちになりますが、

私が考える人生の目的とは、仕事をしている人であろうと、学生であろうと、専業主婦であろうと、還暦を迎えた人であろうと、今からできるすべての人が持っている、わくわくする動機となる自分が大切に思う価値観とも言える分野があるのです。

 

それを知ることが、さらに本来の自分らしい状態を維持する大きな助けになるのです。

 

なぜなら、それはこんな感じです。

例えば次の休みの日に楽しいことがあると、例えつらいことや困難なことがあっても、モチベーションが高い状態でそれらを乗越えられる力になり、自分が主体となって日々を過ごせる感じになるからです。

 

 

さらにこのメソッドの目的は、

多くの人が心の底から自分らしく生きる状態を身に付けて、自分の人生の目的(わくわくする動機となる自分が大切に思う価値観とも言える分野)を生きることをきっかけに、一人が二人に、二人が三人にと、人と人とのつながりの輪が広がり、コミュニティなどの場が大小関係なくたくさんできることです。

 

そのためにも、私がまずしたいことは、

このメソッドを身に付けてもらって、この混沌とした現実に、自分らしく生きることを決意した人をサポートしたいのです。

 

そして、その人が現実に戻り、その生きる中でその人から元気をもらえるような、またそのようになりたいと思う人が、一人また一人と増えて、それらの人が自ら主体なった生き方(人生のリーダーシップを取る)ができるような現実を創りたいのです。

 

本来の自分らしい状態になれば、そこには必然的に『愛や感謝や思いやり』があります。それは、自分を律した生き方でもあり、この物質性の現実と精神性の現実とが統合した生き方にもつながり、物質が主体ではなく、人が主体となった生き方を取り戻せるのです。

 

そうなっていくことが、この世の中という日本の物質的価値観のエネルギーと精神的価値観のエネルギーとが融合し、調和の取れた人が生きやすい社会を取り戻すことになると、私は信じています。

それが、次世代に残せる大きな意味での、生きている使命なのかもしれません。

 

それが、このメソッドの大きな目的です。

 

 

次回の「メソッド本編」は9月29日(日)、

「このメソッドのコンセプトのまとめⅡ」として、

もう少し具体的にこのメソッドの目的とその根拠のまとめをお話します。

10月1日(火)からは、「和尚と瑞枝の物語」に入っていきます。

 

最後までお読みいただき、心より感謝いたします。 ありがとうございます。

 

 

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