“心の底から自分らしく生きるメソッド”

『ありがとうの効果と秘訣』』 (ありがとうの達人のなり方)

 

 

§ どう自分らしく生きるかが求められるわけ

 

 

前回、「有り難みを忘れ出した危機感の時代」ということで、
物質的な豊かさの影で、物質的価値観にどんどん依存していくと、
本来の理性ある自分らしさからどんどん掛け離れた自分になって
いってしまうというお話をしました。

 

 

ではいったいどうしたらいいのかと、疑問が湧いてくるのではと思います。
今回は、それらを解決する具体的な方法をお話したいと思います。

 

 

今の世の中は、「有り難み」が希薄化し、ものごとが当たり前になっている
というお話をしましたが、その解決する方法は、私たち一人ひとりが、
「有り難み」を取り戻すような「感謝」の意識を日々の中で広げていくこと
です。

 

 

「当たり前」と思っていることに、もっともっと「感謝」の目を向ける
ことなのです。

 

 

なぜなら、私たちの思考は、「当たり前」と思っていると、
そこに「有り難み」や「ありがとう」という言葉が出てこないからです。

 

 

答えは、とてもシンプルですよね。

 

 

とは言うものの、それだけですべてが解決できないから、
悩んだり苦労をしているわけですが、前回の三つの危機感を覚えることに、
さらに核心を突いていきたいと思います。

 

 

実は、今の世の中を生きている私たちの多くが、
ここの状況に生きているのです。

 

 

私たちの多くは、この現実で「有り難み」を忘れてしまうぐらいに、
物質的価値観に依存し、物欲や情報に翻弄された時代を生きているのです。

 

 

私たちの思考は、ものごとをらくで簡単に、早くて便利なことが当たり前
になってくると、理性を働かせて選択するよりも、心を満たすために必要
か必要でないか、損か得かという欲求で、多くものごとを選択してしまう
ようになってしまいます。

 

 

※理性とは『1 道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に
思考する能力。(goo辞書より抜粋)』

 

 

それだけ私たちが住むこの世の中は、言ってみれば危機迫って直接私たちに
なにか脅威を感じさせることのない、思考も平和な時代なのです。

 

 

一つの例えですが、

 

今は「どうやって生きるか」とものが豊かでなかった時代でもなく、
「どう生きるか」と思うものの 切羽詰まった生き方をしなければなら
ないわけでもなく、 ある意味生きるために頭をフル稼働しなくても
生きられる、そんな間のグレーゾーンの中で、私たちは生きてい
ると言っていいかもしれません。

 

 

つまり、多くの人が、限られた中でも心を満たそうと好きなことを
選択できる今を満足している時代を生きているのです。

 

 

心理学的にみても「もっと自分らしく生きたい」と思っていても、
実は心の奥底では今の自分にけっこう満足していて、
「らくに簡単にできたら、そうなれたらいいかな」と、
思っていることが意外に多かったりするのです。

 

 

しかし、私たちが気をつけなければならないのは、そこに長く安住して
思考が習慣化されてしまうと、ものを考えるのが面倒になって安易に
ものごとを判断したり、周りや情報に流された生き方になってしまう
ことです。

 

 

そうなってしまうと、私たちの思考は、ますます他律的で社会に
依存した生き方になってしまい、「有り難み」を忘れた
「~するのは当然だ」という価値観の中で、ますます自分にストレスを
感じ自分自身を生きにくくさせてしまいます。

 

 

 

それが行き過ぎると、自分本位の価値観を生み、
人間関係もうまく築きにくくなり、人と人とのなかで
成長し合う機会もなくなっていくのです。

 

 

ですから、ものが豊かになり、心を満たす物質的価値観と
精神的価値観が入り混じった今の時代に求められてくるのが、
周りに流されない自らの理性ある価値観に基づく主体的な生き方
になってくるのです。自律した生き方です。

 

 

それが「どう自分らしく生きるか」になってくるのです。

 

 

そこで、様々な方法があると思いますが、
より早くその生き方の助けとなるのが、私がここで書いている
「ありがとう」を習慣化することなのです。

 

 

その効果として、私たちの多くは、「当たり前」がある種私たちの
思考の中で習慣化されてしまっている傾向にありますので、
それを変えるために「ありがとう」を習慣化させていくことが役に立ちます。

 

 

また、「ありがとう」を習慣化していくことは、ポジティブな波動を
継続的に高めた状態を創っていきますので、ネガティブなことに影響
されにくい自律的な自分軸を創ることにもなります。

 

 

さらに、それは「前向きな仕事への取り組み方」や「ストレスを溜めない」
「心のバランスの取り方」「理想のパートナー」「人間関係(夫婦・家族)」
「子育て」「自分の自由な時間」「自分がやりたいこと」「自分らしい生き方」など、

 

 

『これからの人生が豊かで幸せな生き方をしたい』と思える
「人生を引き寄せる生きる知恵」や「成功哲学の法則」でもある
「どう自分らしく生きるか」の方法にもなるのです。

 

 

 

次回は、今までは社会全体からのお話だったので、
私たちの身近な問題をまとめとしてお話したいと思います。

 

 

この「ありがとう」のやり方は、以前書いた
「ありがとうの効果と秘訣のやり方」へ。

 

 

そして、そのやり続けた効果をまとめた
「ありがとう10か条」も参考にして頂けたらと思います。

 

 

 

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