20140414やる気

 

 

 やる気にさせる必要はない!(第⑭話)

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

このブログのテーマである『やる気にさせる必要はない!』
核心に行く前に、この混沌した社会についてお話をしておきたいと
思います。

 

 

私たちの誰もが望むこととして、まず身近である
『子供が、親が、家族が笑顔になる生き方』だと思います。

 

 

しかし、ここで罠に嵌らないで気づいてほしいのが、
外からの外発的動機づけだけによる『子供が、親が、
家族が笑顔になる生き方』を求めても、これからの時代への
答えにならないということなのです。

 

 

なぜなら、私たちは、ずっとこの外発的な動機づけの価値観に
偏って答えを求め続けてきて、今の混沌とした社会に至っている
からです。

 

 

さらに、歴史を深く触れますと、私たちは今まで、『自己肯定』
よりも『自己否定』のDNAを多く引き継いで、今を生きているのです。

 

 

 

歴史を振り返って見てわかるように、時代は『自己肯定』である
「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」という
発想を生む土壌は、生活にはありませんでした。

 

 

古代より支配される時代が長く続き、『死』なないために『生』き、
そして、少しでも生活が豊かになるために時代を『生きてきた』のです。

 

 

『人でなし』という言葉がありますが、この語源は、平安時代、
貴族などの身分のある者以外の人間は、人として扱われてきませんでした。

 

 

つまり、身分のある者以外、「人でない」、そこから「人でなし」と、
来ているとも言われています。

 

 

まだ、貴族などの身分のある者以外、名字がない、
そんな時代と言ったらわかりやすいかもしれません。

 

 

 

私たちは、自己肯定感を育みにくい、長い歴史の様々な時代を経て、
今、2014年というこの時代を生きています。

 

 

そして、そんな今の時代は、『混沌とした社会』と、言われています。

 

 

では、この『混沌とした社会』とは、いったいどんな社会なのでしょうか。

 

 

そのお話は、次回にしたいと思います。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。
 

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