20140414やる気

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

あるお母さんが、 『HappyLuckyMe♪』を言うことによって、
『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻した』 心理学的な
解説も加えた、その場限りの方法論ではなく、 日々のプロセスを
重視して物語にしたお話です。

 

 

題:『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻す』
第12話:「娘は妻にとっては立派な女性?」

 

 

前回夫が察した機転で、お母さんは夫と娘の話を聞き、
誇らしげな気分になり、一応は丸く収まった感じになった。

 

 

今回は、夫の機転が利かなかった場合のお話もしておきたいと思います。

 

 

 

前回は機転を利かし、
『澄が大好き。お母さんも同じぐらい大好き。渡も大好き。
みんな同じぐらい大好き』とは言わずに、

 

 

「もちろん、『お母さんも澄も同じぐらい大好き。渡も大好き。
みんな同じぐらい大好き』と言ったさ」と、お母さんを一番
はじめに言った。すると、

 

 

「あっそう。それで澄は?」
「泣き出したよ。『パパ嫌い』って」
「そりゃそうよ、泣くわよ」と誇らしげに言う妻。

 

「えっ、『澄が大好き』って言った方がよかったのか」
「えっ」と言うのは、今度は妻の方だったが、
「それぐらいのこと言ってあげたらよかったのに」と、
安心しきって心にもないことを言う妻の言葉に、

 

「えっ、ほんとかよ。そう言う方がよかったのか?」
「もう女心がわかってないわね、あなたは(うふ)」と。

 

 

もしそれが、夫が妻の雰囲気に鈍感で、
ありのままに言っていたらどうなっていたのでしょうか。

 

 

『澄が大好き。お母さんも同じぐらい大好き。渡も大好き。
みんな同じぐらい大好き』と言ったさ」

 

「ふーん、それで」
「泣き出したよ。『パパ嫌い』って」
「そら泣くでしょ。なんで泣くようなこと言うのよ!」

 

「えっ、『澄が大好き』って言った方がよかったのか」

 

「言ってあげればよかったんじゃない
どうせ私は『澄が大好き。ついでに私も』なんでしょ!)」

 

「えっ、ほんとかよ。そう言う方がよかったのか?」
「(ふん)どっちでもいいんじゃない」
「そうか、こういうときは、素直に言えばよかったんだ」

 

「(なにが素直によ!ムカ!)資料できたの、私お風呂はってくるから
出て来るまでにやっておいてよ!明日もやることいっぱいあるんだから」
「頼んどいて、なに怒ってんだよ」
「怒ってないわよ、よろしくお願いね!ああ疲れた・・・」

 

 

日常生活で流れるような日々の会話。
多く心の奥深い潜在意識のところにしまい込まれる感情。

 

 

夫婦ケンカは、こんなちょっとしたことから?娘と言えども女性。
妻と名前の順番を言い間違えることは、頭では笑い飛ばすことの
できる話ですが、心の深層では穏やかではないのかもしれません。

 

 

さらに、続きとして、例えば夫が妻のお風呂からあがってくるまでに、
資料を完成したとすると、どんな会話になるのでしょうか。

 

 

次回は、そのお話の続きをしたいと思います。

 

 

『Happy Lucky Me♪』の 詳しいやり方は
ここをクリックしてください。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

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