20140414やる気

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

あるお母さんが、 『HappyLuckyMe♪』を言うことによって、
『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻した』 心理学的な解説
も加えた、その場限りの方法論ではなく、 日々のプロセスを重視して物語
にしたお話です。

 

 

題:『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻す』
第21話:「不登校からの転機」

 

 

中学校でそのまま不登校となり、不登校のまま卒業したのですが、
中学3年生の夏に転機がありました。

 

 

「ある日、TVを見ていると、『太り過ぎはモテない』という言葉に、
とてもショックを覚えたのです。

 

 

引きこもってはいましたが、将来は結婚をして幸せな家庭を持ちたいと
どこかで思っていましたから、このままでは結婚もできないと焦りました。

 

 

ダイエットをしようと思いましたが、わかっていてもそこまでの
気力はありませんでした。

 

 

それで、このままでは将来結婚もできなくなるので、
まず高校に行って大学まで行っておかないと、結婚相手も見つから
ないと思ったんです。

 

 

それから自宅でできる教材を取り寄せて、勉強をしはじめました。
勉強は嫌いではなかったので、猛勉強しました。

 

 

その頃から、母親もそんな私の姿を見たのか、
あまりなにも言わなくなりました。

 

 

そして、誰もいかないであろう他県の女子高に通うようになりました。
過去の私を知らないことが、私にとってやり直せる場所でした。

 

 

運動は苦手でしたから、文科系のクラブには入って、大学へ行くための
勉強もしはじめ塾へも通い、そして大学にも受かり、就職もできました。

 

 

でも、消極的な性格はそのままで、
『このままではいけないから変わらないと』と思い、
ここに来たというわけです」

 

 

 

一つのケースとしてお話をしましたが、不登校も子育てに答えがないように、
経験から言ってこれといった正解はないと思います。

 

 

不登校の子供たちは自分のことを、置かれている状況をわかっています。
でも、こうなってしまった状況を、どうしたらいいのかわからなくなって
いる気が、体験からします。

 

 

正解がないだけに、ケースによってプロセスはまちまちですが、
一つ経験から言えることは、

 

『本人にやる気を持たせる気づき、きっかけを与える』ことと言えます。

 

 

そのためには、特に子供と接する機会の多いお母さんの
協力が必要不可欠となってきます。

 

 

成功事例として、ここがポイントです。

 

お母さん自身が自己肯定感を高めて、
お母さん自身の人生を生きることが鍵となってくると言えます。

 

 

簡単に言うと、心配になって木を見つめがちになる状況から、
木のうえに立って見る(親という字そのものの)心の余裕、
親自身が大丈夫だと自分を信じ、そして子供を信じる心の力、
信頼することがとても大切になってくるのです。

 

 

さて、この『Happy Lucky Me♪』も
その効果があると言えますが、不登校の事例としては持ち合わせていません。

 

 

しかし、このブログで書いて紹介した『ありがとう』の言葉の
効果は驚くほどで、その言葉を使った成功事例はありますので、
参考までにお読みいただけたらと思います。

 

参考までに; 『不登校の息子にありがとう』

 

 

次回は、澄のお母さんの話しに戻して、
少しずつ効果が現れ出してきたお話をしたいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

『Happy Lucky Me♪』の 詳しいやり方は
ここをクリックしてください。

 

 

 

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