20140414やる気

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第18話:自己肯定感を高める方法のおさらい」

 

 

自己肯定感を高めた状態をつくっていくことが、これからの時代には、必要不可欠というお話をしてきました。

 

 

その大きな理由としては、現代の社会は、経済成長期が過ぎ経済は低迷し続けたままで、社会は目まぐるしい速さで進み、将来を見通すのも難しい混沌とした時代。

 

 

なんとかその時代をうまく乗り切ろうと、今まで役に立ってきた『どうやって』という外発的動機づけの発想で、より合理的で効率的で有用な手段を講じてきましたが、立ち行かなくなってきました。

 

 

そのために「思考力・想像力・判断力・主体性」といった、能動的な発想力だと言われ続けてきましたが、世の中全体は思うように育めていない現状があるのです。

 

 

 

教育においても、昨年の12月22日に、文部科学省の最高諮問機関である中央教育審議会(幼小中高大学が関係する審議会)が、大学入試改革の提言を文部科学相に答申しましたが、その内容の趣旨は「子供たちの思考力・想像力・主体性を育むのが急務」というものでした。

 

 

中央教育審議会がここまで踏み込んで強調するのは、異例のことだとも言われています。

 

 

それだけ今の不透明な時代もさることながら、将来の子供たちの未来が、どうなるかわからないと、危機感を募らせている裏返しでもあるのです。

 

 

 

これは、子供だけの問題ではありません。親や私たち大人の問題でもあるのです。

 

 

なぜなら、親や私たち大人が、この能動的な発想を身に付けていないと、子供たちに伝え教えられないからです。

 

 

しかし、現実の私たちの多くは、この能動的ポジティブな発想よりも、受身的でネガティブな発想の中で生きていることが本当に多いのです。

 

 

今、ちょっと日々の現実を、客観的に冷静に見てほしいと思うのですが、私たちの日々は、不安や心配の動機づけから言葉を発したり、行動を起こしていることがとても多いと思いませんか。

 

 

私たちの目や耳に入って来る世の中の情報も、不安や心配ごとを煽るようなことがとても多いと感じませんか。

 

 

それだけ私たちは、自己肯定感を育みにくく、自己否定感を刺激されるような環境の中で暮らしているといっても言い過ぎではないかもしれません。

 

 

 

これから鍵を握っていくのは、「自己肯定感が高い状態をつくる」ことです。言い換えれば、「心が安定した状態をつくる」ことなのです。

 

 

もっとわかりやすく言いますと、昨年大ヒットした「ありのままの~♪これでいいの~♪」と口ずさむときのような『心の状態をつくる』ことなのです。

 

 

つまり、それが、「思考力・想像力・判断力・主体性」といった能動的な発想力を育んでいくことなのです。

 

 

再度その『心の状態をつくる』方法は、

 

『Happy Lucky Me(幸せで幸運な私)』と、まず自分が自己肯定感を高める言葉を日々言うことで習慣にすることです。

 

 

そしてもう一つは、昨年『ありがとうの秘訣』でも書いた、感謝の日記帳ならぬ「感謝の言葉を寝る前に5つ言い続けること」です。

 

 

これらの言葉を言い続けることで、必ず自己肯定感が高まる状態をつくれます。

 

 

聞いたことがあると思いますが、これが思考のアンテナを張り、日々の中で自己肯定感の意識(波動)を蓄積していくことになるのです。

 

 

やり方の詳細はこちらからご覧ください。

 

『Happy Lucky Me(幸せで幸運な私)』

 

『ありがとうの秘訣』

 

 

次回は、「親から子供への人生の贈り物」についてお話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 

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