20140414やる気

 

親が自己肯定感を高めた心の習慣を創ること。それが子供の豊かな発想力や前向きな考える力、主体性を育む最大の教育になり、子育ての早道。

 

つまるところ、『感謝を笑顔でする心』を親である私たち大人が育むことである。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第58話:不安を解放すると、ポジティブになるわけではない」

 

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

 

今回は、思考パターンである『観念』が、どのようにして私たちの現実を創るか、まずはその心のメカニズムについて、お話したいと思います。

 

 

 

例えば、不安な感情があったとします。

 

 

その不安を解放すると、なにか心が軽くなったような感じがして、ポジティブな気持ちになったように思います。

 

 

でも、実際の心のメカニズムは、ポジティブになったのではないのです。

 

 

ただ気持ちが、『中立』になっただけなのです。
それは、小さめの窮屈な靴を履いていて、脱ぐことで解放されたような感じというと、わかりやすいかもしれません。

 

 

『中立』とは、窮屈な靴を脱いでホッとした状態のことなのです。

 

 

つまり、素の自分である本来の状態に『戻った』だけなのです。

 

 

 

前回に言いました、「ポジティブが良くて、ネガティブが悪い」ということではなくて、『中立』な状態が本来の自分であって、自分の気持ちがどちらに動いただけなのです。

 

 

『中立』は、私たちの心に余裕があるリラックスした状態であり、本来人間というのは、『中立』の状態に自分軸を置いて生きているのです。

 

 

なぜなら、その状態にいるときが、『自分らしくある』と感じられるからです。

 

 

この心のメカニズムを知るとき、いかに私たちは、この自分軸からずれて生きているのかが、わかるのではないでしょうか。

 

 

次回は、この自分軸について触れてから、思考パターンである『観念』がどのようにして、私たちの現実を創るかについて、お話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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