20140414やる気

 

親が自己肯定感を高めた心の習慣を創ること。それが子供の豊かな発想力や前向きな考える力、主体性を育む最大の教育になり、子育ての早道。

 

つまるところ、『感謝を笑顔でする心』を親である私たち大人が育むこと。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第59話:ぶれない自分と雪とアナの女王」

 

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

 

前回、『中立』は、私たちの心に余裕があるリラックスした状態であり、本来人間というのは、『中立』の状態に自分軸を置いて生きている。その状態にいるときが『自分らしくある』と感じられる、というお話をしました。

 

 

今回は、この心のメカニズムを知るとき、いかに私たちは、この自分軸からずれて生きているかについて、お話したいと思います。

 

 

 

私たちは、なにかとスピーディーな生活リズムの中で生きていて、日々多忙な生活に追われていたりします。

 

 

急き立てられたような生活をしていると、どうしても自分の心に余裕がなくなり、必要以上の負荷が継続的に掛り、ストレスを溜めやすくなります。

 

 

ストレスを感じても、そのストレスを上手く解消しながら、心に余裕があるリラックスした状態になれば、自分軸である心のスペースを取り戻すことができます。

 

 

 

しかし、多くの人の中には、このストレスを抱えたまま、あるいは自分軸に心のスペースを取り戻さないまま朝を迎えます。

 

 

そしてまた日々多忙な生活に追われ、悪循環を積み重ねていき、心のスペースはどんどんと狭まっていきます。

 

 

心と頭はつながっていると言われますが、心のスペースが狭まると、頭の思考も狭まった範囲でしかものごとを考えることができなくなってしまいます。

 

 

すると、私たちは心に余裕を持って客観的にものごとを判断するのではなく、心にこれ以上負荷が掛らないよう、自分にとって都合のいい主観的な判断をするようになるのです。

 

 

裏を返せば、このようにしないと、心身のバランスを崩してしまい、自分自身を保てなくなるのです。

 

 

 

このように私たちは現代の生活の中で、まるで自分軸からずれた自分を取り戻すようにして生きているのです。

 

 

それが、知らず知らずのうちに、私たちの日々生きる潜在的な目的になっているのです。

 

 

 

この冒頭で、本来人間は『中立』の状態に自分軸を置いて生きていて、その状態にいるときが『自分らしくある』と感じられると言いました。

 

 

このことは、現代の混沌とした時代を抜けて新しい時代をよりよく生きるために、子供にとっても、親御さんや私たち大人にとっても、大切な時期を迎えているのです。

 

 

私たちは今、本来の自分自身を思い出しつつあるのです。

 

 

だから私たちは、『自分らしく生きること』、
雪とアナの女王の歌がヒットしたように『ありのままの自分』を、
潜在的につねに求めるのです。

 

 

次回は、自分軸を元にして、思考パターンである『観念』がどのようにして、私たちの現実を創るかについて、お話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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