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『§まっすぐに生きるのが一番』
「第13話:よこしまな心ってこんな感じ」

 

 

今回のお話は、先日テレビで俳優の小栗旬さんが、思わずもらした「よこしまな心」のお話をしたいと思います。

 

 

小栗旬さんは、お子さんの影響で、今そうとうEテレ(旧教育テレビ)に嵌っているそうです。

 

 

小栗旬さん曰く、子供と一緒に見ていると、
いつしか思い入れが強くなっているそうです。

 

 

その中で、「おかあさんといっしょ」のうたのお姉さんが
この4月から変わったそうです。

 

 

先入観があって、わかっていてもどうしても
前のうたのお姉さんの方が上手いとか、
そんなふうに今のお姉さんと比べてしまう。

 

 

この数か月は、
なにか落ち着かない気持ちで見ていたとか。

 

 

今はようやく新しいうたのお姉さんを、
受入れられるようになったと。

 

 

でも、と話が続きます。

 

 

子供は新しいうたのお姉さんに代わっても、
なんの抵抗もなくすんなり受けいれていると。

 

 

いつもと変わらず、新しいうたのお姉さんと一緒に。
楽しく歌っている・・・。

 

 

小栗旬さんは、そんなことを振り返りながら、
「よこしまな心を持つ自分がはずかしい」と。

 

 

 

小栗旬さんも語っているように、
私たち大人は、先入観を持ってものごとを
見てしまうことがよくあります。

 

 

その先入観がうたのお姉さんという人を比べ、
そして、自分に都合のいいレッテルを貼って、
ものごと正当化してしまいます。

 

 

ではなぜ、同じテレビを見ている子供と大人の
小栗旬さんとで、こんなにも違いが生じたのでしょうか。

 

 

シンプルに言えばこういうことではないでしょうか。

 

 

子供は素直に「たのしむ」ことを主眼に置いている。

 

 

一方大人の小栗旬さんは、「たのしむ」以上に、
「自分が満足する方法で」という気持ちがあったからではないでしょうか。

 

 

そう言えば、人間関係の相談で多いのは、
「自分が満足する方法で大切に扱ってもれえなかった」ということがよくあります。

 

 

そして、相手を理解することができ、
その本意を受入れられるようになって、
そのことを自分の中で許可(ゆるす)できたとき、
多く問題が解決する瞬間を見てきました。

 

 

人は思い入れが強くなるとき、
こころに余裕のスペースがなくなり、
人は自分の損得の価値観で、
人やものごとを価値判断してしまうのかもしれません。

 

 

これを心の執着・癒着と言ったりします。

 

 

 

「よこしまな心」とは、
自分の良心から反れる心のことです。

 

 

人間の欲があるかぎり、様々な誘惑に
こころ揺り動かされてしまいがちになりますが、
例え一時的に「よこしまな心」に揺り動かされて、
日々の忙しさに流されても、

 

 

また戻れる「まっすぐな心(良心)」を
忘れず持ち続けて、日々たのしく生きたいものです。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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