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◆心の底から自分らしく生きるメソッド◆

「光曉和尚の愛と心のセラピー物語」

~私、自分らしく人生を生きます~

 

 

※はじめてこられた方は、

この物語の『登場人物』・『あらすじ』を 先にお読みいただければ幸いです。

 

 

§ 再度ありがとうの実習の大切さ⑤まとめ

 

前回、和尚は、『ありがとう』という言葉に『ありがたみ』を取り戻していくことが、『幸せ』を引き寄せ、『自分らしく』なっていく話をした。今回、そのためには、私たち一人ひとりが、なにをしなければならないかについて、まとめの話をしたのだった。

 

「今、私たちが生きているこの21世紀は、心の時代と言われ、物質的価値観から精神的価値観への移行という表現もよく聞きますが、物質的なものがある以上、物質的価値観が消えてなくなることは考えにくいですよね。

 

これから起こること世界、現実は、簡単に言えば物質的価値観と精神的価値観の統合です。統合とは、相反する考え方の短所を補いながら、双方の価値を理解して、相反するものごとのいいところを取り込み、私たち一人ひとりが、どうよりよく生きていくかということなのです。

 

それは、自らの心を律して(人としての本来持っている大切な価値観から)主体になって生きることであり、その自分が物質的なものごとを選択して決める生き方なのです。

 

そのことは、スピリチュアリストの江原啓之さんの著書でも、

『これからは、精神を「主」とし、物質を「従」とする生き方に変えていくときなのです』と言っています。(出典:江原啓之著『予言』講談社 P191より抜粋)

 

今の時代は、混とんとして生きにくい時代と言われていますが、現実として私たちは日々の生活があり、そこで生きていかなければなりません。

私たちはその現実の中で、人として大切な価値観である精神的価値観を養い育んでいかなければならないと言うことです。

 

今、多くの人がそのことに気づきだし、『自分らしさ』『自分らしく生きる』ことを求め行動しだしています。そうなるための方法はたくさんあると思いますが、多くの人たちが、日々の生活の中で簡単にできる方法があるはずだと、私はずっと考えてきました。

そして、辿り着いた究極の答えが、最も日々の生活の中で自然にできる、

この『ありがとう』だったのです。

 

しかしなのです。誰もがこの『ありがとう』は、とてもいいことだと知っていますが、私たち一人ひとりが、この『ありがとう』を本当に大切で大事だと言うことを、どれぐらいの人がそう思っているかとなると、疑問符が付くのです。

なぜなら、その理由は『ありがたみ』の希薄化だったからです。

 

私は、この『ありがたみ』を私たち一人ひとりの心に強く思い出して、取り戻していかないと、これからの『人としての大切な価値観から、物質的なものを選んでいく生き方の時代』にはならないと思うのです。

 

踏切事故で亡くなられた方へ、書状を贈る理由で政府の菅義偉官房長官が使った『他人にあまり関心を払わない風潮の中で…』の言葉は、人としての『愛、感謝(ありがたみ)、思いやり、つながり(絆)、平和』などがどんどん薄れていっている、日本を象徴している言葉だと私は思うのです。

 

7年後の2020年に『平和の祭典』でもあるオリンピックが、東京というより日本での開催が決定しましたが、賛否両論ありますが、決定した以上私は、日本が世界に向けて『真の平和の祭典』のメッセージを発信する役割を担っていると思うのです。

そのためにも、この混沌とした日本の世の中を、私たち一人ひとりが、自らを律する主体性を持った意識に変えていかなければ、過去の経済大国の幻想を抱いた『平和ボケの祭典』という単なる世界のスポーツショーになってしまう危機さえ感じるのです。

 

だから、今の日本の現状という大局を見て、まずは現実の日々を生きる私たちが、もっと『幸せ』を感じられる生き方をすることが大切になってくるのです。

この日々簡単にできるこの『ありがとう』の実習をとおして、自分の波動をポジティブに高めてものごとを見る意識を広げ、そこに『気づき』が増えることは『ありがたみ』が増え幸せも引き寄せることにもなるのです。

それは、私たち一人ひとりが本来持っている、自分らしさを取り戻すプロセスといっても過言ではありません。

 

なぜなら、『ありがとう』の実習での『気づき』が増えると、わくわくする気持ちも増え、それが、なにかしたいと思う前向きな気持ちが湧き、自分らしく生きる、自分の人生を生きる、人生の目的を生きる原動力につながるからです。

 

答えはシンプルなのです。だってそうですよね。『ありがとう』の実習『気づき』が増えていくと、『ありがとうの10か条』にもあったように、『自分が生かされている』『平和のありがたみと尊さ』に感謝し思える状態になるわけですから、そこには、

本来の人としてのあるべき姿があり、そこに人としての自然の摂理があるのです

 

つづく

次回明日10月30日(水)は、ひよこちゃん探しで起こった騒動、

メソッド実践編:「なーんにも無いです・・・」をお話します。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 心より感謝いたします☆

 

※この物語は、実話にもとづいたフィクションであり、登場する人物など、実在のものとはいっさい関係がありません。

 

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